2011年8月30日火曜日

中小企業のSEO担当を助ける 披リンクの集め方

SEO対策を行う上で、最も面倒で時間の掛かるバックリンク(被リンク)収集の方法をついて今回は書きます。

主な集め方は以下のとおり

1.SEO業者からバックリンクを買う(リンク売買)
 2.有料のディレクトリサービスへ登録する
 3.地道に相互リンクを設置する

以下それぞれのメリットとデメリットの解説です。




1.SEO業者からバックリンクを買う(リンク売買)
最初に断っておきます。この方法は、最悪の場合、検索エンジンからスパムと見なされランキングから除外される恐れがある、諸刃の剣です。
その理由として、検索エンジンはリンクの売買を認めていないからです。
原来、サイトに対するバックリンクというのは人気投票の意味であり、リンクされるサイトはユーザにとって優れた内容である事を表すものです。それらは自然に集められるものであり、意図的に増加させることを検索エンジンは望んでいません。また、本当にユーザにとって意味のあるサイトは自然とリンクが集まるものです。

ただし、中小企業の出来立ほやほやの企業サイトなど、悪く言ってしまうと離れ孤島のようなもので、軌道に乗るまでは意図的に増やさざるを得ず、止む無く今回紹介するような外的なSEO対策を行っていく必要性が生じます。

リンク売買によるメリットは、業者によって決められた金額を払うことで、数百件のページランクなどの付いているサイトからリンクを得ることが出来る事です。これはサイト管理者が相互リンクを手動で設置するという労力を業者がやってくれる と言うことです。
手作業で数百件のリンクをかき集めるには、膨大な時間を必要とします。 その為、本来そこに費やすべき労力を別に向けることが出来、スムーズにSEO対策を行うことできるようになります。

しかし、当然ながらデメリットがあります。それは上記で述べたように検索エンジンからリンク売買と捉えられる可能性が有るということです。これは業者からリンクを購入する限り必ず付いて回るリスクです。一度スパムと見なされた場合、それまでの検索ランキング位置へと戻すのには膨大な時間と技術が必要になります。
リンクを購入する場合は、これらのリスクをしっかりと考慮して判断しなければなりません。

2.有料のディレクトリサービスへ登録する
Yahooビジネスディレクトリや、Jエントリーなどのポータルサイトのディレクトリ登録サービスを使い、価値の高いサイトからリンクを得ることができるサービスです。
これも見方を考えると、ある意味リンク売買と言える所がありますので、上記の業者からのリンク売買同様、注意する必要があります。

ディレクトリサービス登録のメリットは、上記の通り価値の高いポータルサイトからバックリンクを得ることが出来、サイトの価値を向上させることにつながります。
また、ポータルサイト経由のユーザー獲得にもつながります。

デメリットとしては、ディレクトリ登録サービスは現在様々なサービスがありますが、どれも割高感が否めません。どのサービスも50000円前後の費用が必要となります。
また、一昔前に比べてディレクトリサービス登録のメリットが薄れてきている事もあり、私が管理するサイトでは登録していません。(単純に会社がHPに投資してくれないだけですが(笑))
メリットが薄れてきている理由として、Yahooの検索結果がGoogleになったことが上げられます。YSTと呼ばれたYahooのエンジンでは、Yahooディレクトリに登録による恩寵が合ったようですが、現在は恐らく直接的な恩寵は無い様に感じます。


3.地道に相互リンクを設置する
相互リンクは様々な形で行われており、企業サイトやリンク集など検索すると色々なサイトが募集をしています。私はリスクを考慮して今のところバックリンクは全て相互リンクかサテライトサイト、自然に集まったリンクだけにしています。
メリットは、自動でも手作業でも言えることですが、自分で相手を選ぶことが出来ます。つまり同業種や関連性のあるサイトからのリンクを集めやすく、自分で設置するかどうかを判断できるのでゴミサイトから被リンクを受けないようにすることも出来ます。
サイト開設したばかりのサイトの場合は、リンク集に登録するなど最初はSEOでよく言われる関連性云々は二の次に、バックリンクを集めることに集中することをお勧めします。
ある程度サイトの価値が出てきたら、関連性のあるサイトに相互リンクを申し込んで増やすというような感じです。
相互リンクの自動登録ツールなどもありますが、リンク集にしか登録できないようなのもしかありませんのであまりオススメはしません。関連性のあるサイトからはやはり手作業で増やしたほうがいいです。

デメリットは、やはりリンク売買やディレクトリ登録サービスに比べると時間対効果が低いです。
結論から言いますと、安全にやりたいのなら、相互リンク。リスクを冒してでも数を増やすのならリンク売買ですね。

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