私も、中小企業のホームページ管理運営を任されている身ですが、まだまだ中小企業の中での「自社ホームページ」の重要性や営業ツールとしての認識は低いと思います。
事実、ライバルサイト等の同じ中小企業の会社ウェブサイトを廻っていると、「いかにも」ホームページ制作会社に依頼して制作されたのではなく、ホームページ・ビルダー
此の様に、中小企業という一つの括りであっても、会社が月額何万から何十万という金額を支払って運営しているウェブサイトもあれば、私の所属する会社のように、サーバーのレンタル代しか出さない会社もあります。
勿論、極論を言ってしまえば、「プロに任せるのが一番いい」 のですが、「プロ」と一言で表しても様々な業者があり、中には「高額な代金を支払ったのに全く効果が無い」、「過剰なSEO対策をしたせいで検索エンジンからペナルティを受けてしまった」といった業者が未だに存在しているのも事実です。
高額な代金を払ってそういった、言わば被害に遇われてしまうのであれば、「自分の会社の事は自分が一番分かっている」はずなので、その利点を活かして自社の人間がSEO対策に取り組んでいけば、数ある業務の片手間にでも構いませんので徐々にSEO対策やホームページの更新をして良くしていけばいいのではないでしょうか。
つまり、私のように良い意味で会社のホームページ管理運営を丸投げされている担当の方は、自分の好きな様に出来る ということですね。
上記の通り、他の業務の片手間であっても、時間を掛け、じっくりやって行くことで自己のSEOやホームページに対する知識の増加にも繋がります。
勿論、上司等にご相談され、業者に任せるのも手ではあると思いますが、やはり「自分の会社のことは、会社の人間が一番良く分かっている」はずなので、第三者よりは当事者が作成したほうが会社のいい部分やアピールポイントは表現しやすいのではないでしょうか?
ホームページ制作会社も、その当たりの設け、どういった内容で制作するのかを話し合う事はあるかと思います。
結果、デザイン的にも内容的にも満足のいくウェブサイトになったとして、更新も全て業者に丸投げするのは非常に勿体無いと私は思います。
現に、私の会社の中の部署では、業者に制作・更新からSEO対策を丸投げしてしまい、その業者との取引関係の問題に突き当たっており、現在更新が滞っている状態が半年以上続いています。
勿論、そのウェブサイトは私の管轄ではありませんので、余計な口出しはしませんが、業者に全てを丸投げするのではなく、「制作は業者でも、更新作業は会社の人間が出来るように」するべきだと私は思います。
それは、更新内容や反映速度にも影響を及ぼす為です。
例えば、ウェブサイトに掲載している内容が「事実と異なっている」等と会社の人間から指摘されても、業者に更新を依頼して、その更新作業が終わるのを待つ というタイムラグが発生してしまいます。
そういった当たりも、自己の知識や技術を高める為にも、更新作業は会社の人間がやったほうがメリットは多いと思います。
また、SEO対策についても、SEO業者に頼むのも一つの方法ではありますが、先ずは自分達の手で挑んでみる。 それでもダメならプロに任せる というのがいいと思います。
何故なら、これもウェブサイト更新と同じように、全て丸投げでは、例えばその業者が倒産した場合、当然、被リンクも外されて検索ランキング外に落ちてしまう可能性もあります。
そういった部分でも、ある程度は自分たちで挑んでみて、その中で試行錯誤していきながら、自分の技量と自社ホームページのSEO対策、検索ランキングを上げていくのが最適であると私は考えます。